前回、自分でもきちんと理解できていない難しい話題で時間をかけたので、今回はあまり深く考える必要のない軽いネタを一つ上げたい…
前回、ハイデガーの三つの退屈形態の分析と、それに対して「人間は自由であることを認識し、決断することができる」というハイデガー独特の解決法についての記述を見てきたが…
<最近読んだ本> 「暇と退屈の倫理学」 國分功一郎著 新潮文庫...
<最近読んだ本> 「言語の本質」―ことばはどう生まれ、進化したか 今井むつみ・秋田喜美 著 中公新書 和声の話の続きを書かなければならないのだが、その前に比較的最近出た本が興味深いので、それを先にご紹介したい。...
<最近読んだ本> 「心はこうして創られる―『即興する脳』の心裡学」 ニック・チェイター著 講談社文庫メチエ この1年半ほどの間、あまり読書の気分にもなれない中で、それでもいくつかの本を読んだので、その感想文を順次アップしていきたい。...
前回に続いて「音楽の哲学入門」(セオドア・グレイシック著)の後半部分について検討する。まず③の音楽と情緒の関連である。拙著をご覧いただければ、これに関する私の考え方は概ねご認識いただけると思うのだが、再度ここで説明させていただくことにする。...
<最近読んだ本> 「音楽の哲学入門」 ― セオドア・グレイシック著 源河亨・木下頌子訳 慶応義塾大学出版会...
<最近読んだ本> 「認知バイアス-心に潜むふしぎな働き」鈴木宏昭著 講談社ブルーバックス...
<最近読んだ本>
「社会思想としてのクラシック音楽」 猪木武徳著 新潮選書
本ブログでは主として音楽の技術的側面を考えることをテーマにしているのだが、…
前回ブログで、音に色を感じる共感覚「色聴」についての本をご紹介したが、実は私には明確な色聴がなく、当然この問題についても他人事としてしかお伝え出来ない。しかしながら…